愛媛労連労働相談センター情報

知っておきたい「セクハラ」の定義

セクシャルハラスメント(セクハラ)は1970年代にアメリカで作られた造語が起源とされています。日本では1980年代以降使用されるようになり、今では内容によってセクシャルハラスメントの名称も様々なものがあります。

 

そもそもセクシャルハラスメントの定義は職場や学校などで相手の意思に反して不快や不安な状態に追いこむ性的なことばや行為を指します。これは異性にとって性的に不快な環境を作り出すような言動を行うことや、相手が不快であると考えているのも関わらず接触を要求することです。例えば、職場の目に付くところに水着の女性のポスターを掲示したとします。掲示した本人は健全なものだと思っても、見る人によっては猥褻なものであるかもしれません。これが勤務中常に目の付く所にあるとしたらセクシャルハラスメントになる恐れもあります。個人の感覚によるところが強く、しばしば労働問題になることもあります。

 

元々男性から女性に対する行為が専らだったセクシャルハラスメントですが、最近では男性から女性のセクシャルハラスメントのみならず、女性から男性、また女性から女性など、同性愛を伴う性的嫌がらせもセクシャルハラスメントの定義に含められてるようになりました。これまで公然と行われてきた所謂「体育会系」の雰囲気の中で行われる行為も、相手が不快に感じるようであればセクシャルハラスメントと認められる傾向にあります。

 

なお、セクシャルハラスメントは大きく2種類に分けることができ、1つは職場や学校で立場や階級、上下関係と自身の権限を利用し、下位にある者に対する性的な言動や行為を行う「対価型セクハラ」で、パワーハラスメントもこの1種です。もう1つは先程の水着のポスターを掲示するような「環境型セクハラ」で、恋愛経験や貞操ついて執拗に尋ねたり、バストや性器のサイズなどについて聞くことです。特に性的魅力をアピールするような服装を要求したり、猥談への参加は強要は度が過ぎると犯罪行為となります。愛媛労連労働相談センターはセクハラに困る労働者の「かけこみ寺」としてアドバイスを行っております。